きつねの易占い
- 賢者達が学んだ思想 -
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    天は尊く地は卑しくして乾坤定まる。

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    剛柔相推して変化を生ず。

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    この故に吉凶とは失得の象なり。

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    易は天地と準う。故に能く天地の道を弥綸す。

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    一陰一陽、これを道と謂う。

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    これを継ぐものは善なり。これを成すものは性なり。

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■易経講座 目次

■きつねの易占い 目次


■六十四卦の解説

易経の中心となる六十四卦の解説となります。 伏羲が考案したとされる八卦を二つ重ねたのが六十四卦となります。 易経において六十四卦は、上経三十卦と下経三十四卦に分編されています。


八卦は、天地自然の象を参考に考案され、卦の形状は世の中の全ての事象を表現しているとされます。 六十四卦は、この八卦が二つ組み合わさることにより構成され、六十四の各卦には名称と解説(64の卦辞)が付与されています。 また、各卦各爻にも解説(384の爻辞)が付与されています。 卦辞は周朝の始祖である文王、爻辞は文王の四男である周公旦が考案し体系化しとされています。


▼「易経 繋辞上伝」による八卦の成立の考え方

「易に太極あり、是れ両儀を生ず。両儀、四象を生じ、四象、八卦を生ず。八卦、吉凶を定む。」


▼「朱子学」に基づく八卦の成立の考え方

「宇宙の根源である太極から両儀、すなわち陰陽が生じ、陰陽が大陽・小陰、大陰・小陽の四象を生じ、四象の組み合わせを八卦という。」


▼六十四卦の解説

六十四卦の解説

■六十四卦の解説

■六十四卦一覧 (先天図)

六十四卦一覧表になります。 下記の一覧は、邵雍の考案した六十四卦の配列法によるものとなります。 上卦と下卦の組み合わせにより、六十四卦が構成されます。



■六十四卦一覧 (先天図)

■上経三十卦と下経三十四卦について

八卦は、天池自然の象を参考に伏羲が考案したとされ、八卦を二つ重ねたのが六十四卦となります。 そのため六十四卦は、天文・地理・人事・物象を陰陽変化の原理によって現したものとなり、この解説書が易経となります。


また、古代中国「殷」の時代(紀元前17世紀頃 - 紀元前1046年)から蓄積された卜辞を集大成したものとして成立したとされる背景もあります。 易経の中心思想は、陰陽二つの元素の対立と統合により、森羅万象の変化の法則を説くことになります。


現行の易経は、上経と下経の二編に分かれ、上経では三十卦、下経では三十四卦について解説されています。 六十四卦の解説は、卦の象意について記述する卦辞と、卦を構成する6本の爻位の象意を説明する384の爻辞から成ります。
※乾・坤のみにある「用九・用六」を加えて数えるときは386となります。


▼上経三十卦

乾・坤・屯・蒙・需・訟・師・比・小畜・履・泰・否・同人・大有・謙・豫・随・蠱・臨・観・噬嗑・賁・剥・復・无妄・大畜・頤・大過・坎・離


▼下経三十四卦

咸・恒・遯・大壮・晋・明夷・家人・睽・蹇・解・損・益・夬・姤・萃・升・困・井・革・鼎・震・艮・漸・帰妹・豊・旅・巽・兌・渙・節・中孚・小過・既済・未済


■上経三十卦と下経三十四卦について


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