■皇極経世書による明日の世相の結果
本日:2025/12/03
旧暦:2025/10/10
梅花心易の考案者でもある邵雍(しょうよう)が著した、皇極経世書を元にした明日の世相の占い結果になります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍(康節)の易の世界観は独特なものであり、人類が生まれてから滅びるまでの世相を論理的に占ったとされています。邵雍は些細なことにこだわらない風流の人豪とも呼ばれ、易学と数理学から様々な未来予知をし、人々から敬愛されていたとされます。
ここでは、邵雍の著した皇極経世書を元にした、明日の社会的な運勢全般を占う易占いになります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍が、世界の盛衰をどのように考え判断していたのかを実際の生活にて確認することができます。社会的な運勢の盛衰を理解することにで、これから取るべき行動や決断の方向性などを明確にできます。目の前の課題への判断や決断に迷う時に、この社会的な運勢の傾向を基準として下さい。
▼皇極経世書による明日の世相

▼皇極経世書による明日の世相 運勢の推移
邵雍の著した皇極経世書では、人類全体の運勢の盛衰や世界的な運勢の傾向を、数理学と易学とで予知しています。日々の生活の中で社会的な運勢の盛衰や人類の傾向を占うのがここでの易占いとなります。明日一日という短期的な期間での易学による社会の運勢の解釈でもあります。この明日の世相や社会の運勢の傾向を元にして、決断する際や大事な行動を起こす際の基準とすることで、世の運勢の波を味方に付けることができます。明日と言うかけがえのない一日を充実した一日とすることができるでしょう。
▼明日の易卦 雷地豫 (16)
| 上卦:震雷 | ![]() | |
| 下卦:坤地 | ![]() |
▼上卦図象 震雷

▼下卦図象 坤地

▼六十四卦図象 雷地豫

▼皇極経世書の世相 雷地豫
▼12月4日の運勢と世相の一覧
| 時間帯 | 易卦 | 昇運 |
| 01-05時 | 雷地豫 初爻変 之卦:震為雷 | 20 |
| 05-09時 | 雷地豫 二爻変 之卦:雷水解 | 60 |
| 09-13時 | 雷地豫 三爻変 之卦:雷山小過 | 30 |
| 13-17時 | 雷地豫 四爻変 之卦:坤為地 | 80 |
| 17-21時 | 雷地豫 五爻変 之卦:沢地萃 | 40 |
| 21-01時 | 雷地豫 上爻変 之卦:火地晋 | 20 |
| 時間帯 | 易卦 | 昇運 |
▼12月4日 01-05時の運勢 雷地豫 初爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
| 上卦:震雷 | ![]() | |
| 下卦:坤地 | ![]() |
▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 初爻変の卦辞と解釈
昇運確率:20% 降運確率:80%
雷地豫 初爻「初六、鳴豫。凶。」めいよす。きょうなり。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。賑やかな空気に溺れ喜び過ぎないこと。初心を忘れて慢心すると道を誤ります。言葉だけでは信頼と立場を失う事に。周囲に期待せず深く内省しましょう。
▼ 01-05時の背景や顛末 之卦:震為雷

▼震為雷の卦辞と解釈
震為雷(しんいらい):「震、亨。震来虩虩。笑言唖唖。震驚百里、不喪匕鬯。」しんは、とおる。しんのきたるときげきげきたり。しょうげんあくあくたり。しんはひゃくりをおどろかせども、ひちょうをうしなわず。
視界一杯に厚い雷雲に覆われ、雷鳴が轟き響いています。その音は凄まじく、心を震え上がらせます。雷鳴は四方八方に轟きますが一時的なものです。恐れ戦くものの事なく過ぎ去っていきます。激しい強運も訪れますが、好機は一瞬で過ぎ去ります。好機を掴み、逃さぬこと。口先ばかりで中身と結果が伴わないことも。
▼12月4日 05-09時の運勢 雷地豫 二爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
| 上卦:震雷 | ![]() | |
| 下卦:坤地 | ![]() |
▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 二爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
雷地豫 二爻「六二、介于石。不終日。貞吉。」かたきこといしのごとし。ひをおえず。ていにしてきちなり。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。至福に溺れて本分を見失わないこと。喜びには誘惑も多く注意が必要です。甘い誘いに負けずに忍耐力を養うこと。好機に向け実力を磨いておきましょう。
▼ 05-09時の背景や顛末 之卦:雷水解

▼雷水解の卦辞と解釈
雷水解(らいすいかい):「解、利西南。无所往、其来復吉。有攸往、夙吉。」かいは、せいなんによろし。ゆくところなければ、それきたりかえってきちなり。ゆくところあり、はやくするときはきちなり。
雷鳴が轟き、雨が降り始めます。嵐は春の到来を告げ、冬の雪を解かしていきます。動き始める時期が訪れてきました。大きな目標に向かい積極的に進んでみましょう。予想以上の成果が期待できます。行動することで不安と問題は解消されるでしょう。これまでの努力と忍耐が結果に変わります。即断即決が成功への鍵。
▼12月4日 09-13時の運勢 雷地豫 三爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
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▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 三爻変の卦辞と解釈
昇運確率:30% 降運確率:70%
雷地豫 三爻「六三、盱豫。悔。遅有悔。」くよす。くす。おそければくいあらん。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。空気に呑まれ言葉が過ぎてしまいます。調子の良い言葉ばかりを並べることに。現実が見えず後処理で苦労します。今後を考慮し身の丈に合う振る舞いを。
▼ 09-13時の背景や顛末 之卦:雷山小過

▼雷山小過の卦辞と解釈
雷山小過(らいざんしょうか):「小過、亨。利貞。可小事、不可大事。飛鳥遺之音。不宜上、宜下。大吉。」しょうかは、とおる。ただしきによろし。しょうじにはかなり、だいじにかならず。ひちょうこれがいんをのこす。のぼるによろしからず、くだるによろし。おおいにきちなり。
高い山の上で雷鳴が轟いています。それはあまりにも高く、遠くまで及ぶことはありません。山の麓に居る限り危険な目には遭いません。しかし、強引に登ると雷などの危険に遭遇します。高みに登ろうとせず、低い場所に居ることが安全です。今は高みを望まない謙虚な姿勢が功を奏します。冒険せずに保守的な姿勢を。
▼12月4日 13-17時の運勢 雷地豫 四爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
| 上卦:震雷 | ![]() | |
| 下卦:坤地 | ![]() |
▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 四爻変の卦辞と解釈
昇運確率:80% 降運確率:20%
雷地豫 四爻「九四、由豫。大有得。勿疑。朋盍簪。」ゆうよす。おおいにうることあり。うたがうなかれ。ともありあいあつまらん。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。賑やかな空気に誘われ人々が集まります。疑わず誠実丁寧に対応をすること。快い仲間と貴重な協力者を得ることに。成功と繁栄への道を教えてくれます。
▼ 13-17時の背景や顛末 之卦:坤為地

▼坤為地の卦辞と解釈
坤為地(こんいち):「坤、元亨。利牝馬之貞。君子有攸往、先迷、後得主。利西南得朋、東北喪朋。安貞吉。」こんは、おおいにとおる。ひんばのていによろし。くんしゆくところあるに、さきんずればまよい、おくるればしゅをえる。せいなんにはともをえ、とうほくにともをうしなうによろし。ていにやすんずればきちなり。
壮大な大地が、その視界一杯に広がっています。大地は全てを受け入れ、全てを育んでくれます。万事を受け入れる従順さと、柔軟さを持ちましょう。環境に適応し、正しき道を誠実に歩むこと。先人に習い、足元を固めること。固い信念を持つことで、行いに見合う結果が得られます。心穏やかな時が過ごせるでしょう。
▼12月4日 17-21時の運勢 雷地豫 五爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
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▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 五爻変の卦辞と解釈
昇運確率:40% 降運確率:60%
雷地豫 五爻「六五、貞疾、恒不死。」ていしつあり、つねにしせず。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。至福の時を忘れず今後の糧とすること。時に上手く行かず嘆く事もあるでしょう。成功の経験があれば困難も克服できます。窮地に陥ることもありません。
▼ 17-21時の背景や顛末 之卦:沢地萃

▼沢地萃の卦辞と解釈
沢地萃(たくちすい):「萃、亨。王假有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。」すいは、とおる。おうゆうびょうにいたる。たいじんをみるによろし。とおる。ただしきによろし。たいせいをもちいてきちなり。ゆくところあるによろし。
乾いた大地に広大な湖が広がります。潤いを求めて人と物が集まります。周囲は賑わい、喜びに満ち溢れます。しかし、人が集まるところに争いあり。事故の危険も、望まぬ人も忍び寄ってきます。関わる相手を慎重に選びましょう。正しき道を進めば、繁栄と成功が期待できます。成功に溺れず、先への備えも忘れずに。
▼12月4日 21-01時の運勢 雷地豫 上爻変
▼六十四卦 雷地豫 (16)
| 上卦:震雷 | ![]() | |
| 下卦:坤地 | ![]() |
▼六十四卦図象 雷地豫

▼雷地豫 上爻変の卦辞と解釈
昇運確率:20% 降運確率:80%
雷地豫 上爻「上六、冥豫。成有渝、无咎。」めいよす。なれども、かうることあれば、とがなし。
豪快な雷鳴と共に大地が揺れています。激しい音と共に身も心も震えます。周囲の喧騒に心は喜びに満たされます。流れに乗り積極的に挑戦しましょう。喜びと快楽に完全に溺れてしまいます。態度を改めて状況を整理しましょう。道を誤る前に早急に手を打つこと。悔い改めることで事なきを得るでしょう。
▼ 21-01時の背景や顛末 之卦:火地晋

▼火地晋の卦辞と解釈
火地晋(かちしん):「晋、康侯用錫馬蕃庶、昼日三接。」しんは、こうこうもちいてうまをたまわることはんしょにして、ちゅうじつみたびせっせらる。
地平線から眩しい朝日が昇り始めます。陽は次第に高くなり、道は明るく照らされるでしょう。何事も挑戦する気で積極的に進むこと。その勢いは益々盛大なものになります。事を起こせば成功に至り、目上の人には引き立てられます。臆病さと邪心は後悔することに。正しき道を進む限り、恐れるものは何もありません。

