■皇極経世書による明日の世相の結果
本日:2024/10/11
旧暦:2024/09/09
梅花心易の考案者でもある邵雍(しょうよう)が著した、皇極経世書を元にした明日の世相の占い結果になります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍(康節)の易の世界観は独特なものであり、人類が生まれてから滅びるまでの世相を論理的に占ったとされています。邵雍は些細なことにこだわらない風流の人豪とも呼ばれ、易学と数理学から様々な未来予知をし、人々から敬愛されていたとされます。
ここでは、邵雍の著した皇極経世書を元にした、明日の社会的な運勢全般を占う易占いになります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍が、世界の盛衰をどのように考え判断していたのかを実際の生活にて確認することができます。社会的な運勢の盛衰を理解することにで、これから取るべき行動や決断の方向性などを明確にできます。目の前の課題への判断や決断に迷う時に、この社会的な運勢の傾向を基準として下さい。
▼皇極経世書による明日の世相
▼皇極経世書による明日の世相 運勢の推移
邵雍の著した皇極経世書では、人類全体の運勢の盛衰や世界的な運勢の傾向を、数理学と易学とで予知しています。日々の生活の中で社会的な運勢の盛衰や人類の傾向を占うのがここでの易占いとなります。明日一日という短期的な期間での易学による社会の運勢の解釈でもあります。この明日の世相や社会の運勢の傾向を元にして、決断する際や大事な行動を起こす際の基準とすることで、世の運勢の波を味方に付けることができます。明日と言うかけがえのない一日を充実した一日とすることができるでしょう。
▼明日の易卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼上卦図象 乾天
▼下卦図象 兌沢
▼六十四卦図象 天沢履
▼皇極経世書の世相 天沢履
▼10月12日の運勢と世相の一覧
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
01-05時 | 天沢履 初爻変 之卦:天水訟 | 60 |
05-09時 | 天沢履 二爻変 之卦:天雷无妄 | 80 |
09-13時 | 天沢履 三爻変 之卦:乾為天 | 20 |
13-17時 | 天沢履 四爻変 之卦:風沢中孚 | 70 |
17-21時 | 天沢履 五爻変 之卦:火沢睽 | 30 |
21-01時 | 天沢履 上爻変 之卦:兌為沢 | 80 |
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
▼10月12日 01-05時の運勢 天沢履 初爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 初爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
天沢履 初爻「初九、素履。往无咎。」つねにふむ。ゆけもとがなし。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。実力に見合う道を進むこと。道が正しければ問題はありません。初心を忘れず才能と精神を磨いておくこと。着飾らずに一歩踏み出してみましょう。
▼ 01-05時の背景や顛末 之卦:天水訟
▼天水訟の卦辞と解釈
天水訟(てんすいしょう):「訟、有孚窒。惕中吉、終凶。利見大人。不利渉大川。」しょうは、まことありてふさがる。おそれてちゅうすればきち、おわればきょうなり。たいじんをみるによろし。たいせんをわたるによろしからず。
昼間の晴天が嘘のように、雨雲が視界一杯に広がります。その光景は嵐の到来を予感させます。些細な誤解から、予期せぬ対立を招きます。言動は控えめにし、周囲の意見に従うこと。理不尽な思いをしても、我を通すと反感を買うことに。争わず和を貴ぶことで事なきを得るでしょう。折れることが危険回避の近道です。
▼10月12日 05-09時の運勢 天沢履 二爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 二爻変の卦辞と解釈
昇運確率:80% 降運確率:20%
天沢履 二爻「九二、履道坦坦。幽人貞吉。」みちをふむことたんたんたり。ゆうじんなれば、ただしきにしてきちなり。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。才能を発揮できる舞台に恵まれません。結果を焦らず坦々と機を待ちましょう。目立たずに守りの姿勢で過ごすこと。好機も時間と共に到来します。
▼ 05-09時の背景や顛末 之卦:天雷无妄
▼天雷无妄の卦辞と解釈
天雷无妄(てんらいむぼう):「无妄、元亨。利貞。其匪正有眚。不利有攸往。」むもうは、おおいにとおりてただしきによろし。それせいにあらざればわざわいあり。ゆくところあるによろしからず。
天空で雷鳴が轟き、全てを震わせています。天の輝きと共に轟音が響き渡ります。邪心と欲望は捨て、必要な事だけを誠実に進めること。不要な事はせず、安定と平和を尊びましょう。天の意に逆らわず真っ直ぐ進む時です。正当な流れに身を任せてみましょう。正しき道から外れないこと。不慮の事故や災難には要注意。
▼10月12日 09-13時の運勢 天沢履 三爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 三爻変の卦辞と解釈
昇運確率:20% 降運確率:80%
天沢履 三爻「六三、眇能視、跛能履。履虎尾咥人。凶。武人為于大君。」すがめにしてよくみ、あしなえにしてよくふむとす。とらのおをふめば、ひとをくらう。きょうなり。ぶじん、たいくんとなる。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。才能を過信すると謙虚さを失います。軽率な言動が災難と不信を招きます。日頃の振舞いを深く反省すること。初心に帰り真摯に振る舞いましょう。
▼ 09-13時の背景や顛末 之卦:乾為天
▼乾為天の卦辞と解釈
乾為天(けんいてん):「乾。元亨利貞。」乾(けん)は、元(おお)いに亨(とお)りて貞(ただし)きに利(よ)ろし。
視界一杯に大空が広がっています。空は雲一つなく澄み渡っています。目の前の状況を素直に受け入れてみましょう。得られるものは思う以上に多くなります。幸運という波にも後押しされています。積極的に行動し、その願いを成就させましょう。更なる高みに昇る時が来ました。やり過ぎず正しき道から外れないこと。
▼10月12日 13-17時の運勢 天沢履 四爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 四爻変の卦辞と解釈
昇運確率:70% 降運確率:30%
天沢履 四爻「九四、履虎尾。愬愬終吉。」とらのおをふむ。さくさくたれば、ついにはきちなり。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。慎重さを欠く判断は災難を招きます。事態には慎重に向き合いましょう。問題が生じても冷静沈着に対応すること。困難な状況でも丸く収まります。
▼ 13-17時の背景や顛末 之卦:風沢中孚
▼風沢中孚の卦辞と解釈
風沢中孚(ふうたくちゅうふ):「中孚、豚魚吉。利渉大川。利貞。」ちゅうふは、とんぎょにしてきちなり。たいせんをわたるによろし。ただしきによろし。
穏やかな風が湖の上に吹き渡ります。その風に合わせ水面は揺れています。それは自然の姿で意図的なものではありません。見返りを求めず、ただ一心に進みましょう。誠実な振る舞いは、自然と周囲の心を動かします。利己的な考えは捨て、相手ことを大事にしましょう。真心を持って向き合えば、その思いは通じます。
▼10月12日 17-21時の運勢 天沢履 五爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 五爻変の卦辞と解釈
昇運確率:30% 降運確率:70%
天沢履 五爻「九五、夬履。貞厲。」さだめてふむ。ていなれどもあやふし。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。主観で決断しても問題や誤解が生じます。利己的な判断は避けること。有力者の意見には耳を傾けること。周囲に気を配り謙虚に振る舞いましょう。
▼ 17-21時の背景や顛末 之卦:火沢睽
▼火沢睽の卦辞と解釈
火沢睽(かたくけい):「睽、小事吉。」けいは、しょうじにきちなり。
大空に太陽は輝き、大河は悠々と流れています。穏やかな光景が広がります。しかし、河川は太陽を反射し相容れることはありません。身近な所で対立や衝突が起こる時です。価値観や方針が合わず、会話は喧嘩になることも。事が大きくなる前に和解の道を探ること。大事を起こすより、日常的な問題を処理する時です。
▼10月12日 21-01時の運勢 天沢履 上爻変
▼六十四卦 天沢履 (10)
上卦:乾天 | ||
下卦:兌沢 |
▼六十四卦図象 天沢履
▼天沢履 上爻変の卦辞と解釈
昇運確率:80% 降運確率:20%
天沢履 上爻「上九、視履考祥。其旋元吉。」ふむをみてしょうをなす。それめぐるときは、おおいにきちなり。
大空が広がり大河が洋々と流れています。穏やかな様相も天候次第で急変します。危険には近寄らず正道を進むこと。礼節を重んじ理に適う対応をしましょう。経験や反省を生かして前に進むこと。努力と忍耐が望む成功を招きます。最善を尽くし悔いを残さないこと。正しき道であれば結果は期待できます。
▼ 21-01時の背景や顛末 之卦:兌為沢
▼兌為沢の卦辞と解釈
兌為沢(だいたく):「兌、亨。利貞。」だは、とおる。ただしきによろし。
川のほとりで談笑が続いています。喜びを分かち合い、楽しい時を過ごしています。心からの喜びに満ち、自然と笑顔が溢れてきます。感情は高まりますが、情に流されると道を踏み外します。今こそ節制を心掛ける事が必要です。言葉選びに注意し、人の誘いに安易に乗らないこと。その真意を得てから判断しましょう。