■皇極経世書による明日の世相の結果
本日:2024/04/24
梅花心易の考案者でもある邵雍(しょうよう)が著した、皇極経世書を元にした明日の世相の占い結果になります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍(康節)の易の世界観は独特なものであり、人類が生まれてから滅びるまでの世相を論理的に占ったとされています。邵雍は些細なことにこだわらない風流の人豪とも呼ばれ、易学と数理学から様々な未来予知をし、人々から敬愛されていたとされます。
ここでは、邵雍の著した皇極経世書を元にした、明日の社会的な運勢全般を占う易占いになります。易学と数理学の天才とも呼ばれた邵雍が、世界の盛衰をどのように考え判断していたのかを実際の生活にて確認することができます。社会的な運勢の盛衰を理解することにで、これから取るべき行動や決断の方向性などを明確にできます。目の前の課題への判断や決断に迷う時に、この社会的な運勢の傾向を基準として下さい。
▼皇極経世書による明日の世相
▼皇極経世書による明日の世相 運勢の推移
邵雍の著した皇極経世書では、人類全体の運勢の盛衰や世界的な運勢の傾向を、数理学と易学とで予知しています。日々の生活の中で社会的な運勢の盛衰や人類の傾向を占うのがここでの易占いとなります。明日一日という短期的な期間での易学による社会の運勢の解釈でもあります。この明日の世相や社会の運勢の傾向を元にして、決断する際や大事な行動を起こす際の基準とすることで、世の運勢の波を味方に付けることができます。明日と言うかけがえのない一日を充実した一日とすることができるでしょう。
▼今日の易卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼上卦図象 震雷
▼下卦図象 艮山
▼六十四卦図象 雷山小過
▼皇極経世書の世相 雷山小過
▼4月25日の運勢と世相の一覧
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
1-5時 | 雷山小過 初爻変 之卦:雷火豊 | 20 |
5-9時 | 雷山小過 二爻変 之卦:雷風恒 | 50 |
9-13時 | 雷山小過 三爻変 之卦:雷地豫 | 10 |
13-17時 | 雷山小過 四爻変 之卦:地山謙 | 40 |
17-21時 | 雷山小過 五爻変 之卦:沢山咸 | 60 |
21-翌1時 | 雷山小過 上爻変 之卦:火山旅 | 10 |
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
▼4月25日1-5時の運勢 雷山小過 初爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 初爻変の卦辞と解釈
昇運確率:20% 降運確率:80%
雷山小過 初爻「初六、飛鳥以凶。」ひちょうもってきょうなり。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。山頂への道は非常に危険な道のりです。実力も才能も伴わず登ろうとしています。高望みせず実力と才能を養うこと。麓で鍛錬を重ねておきましょう。
▼1-5時の背景や顛末 之卦:雷火豊
▼雷火豊の卦辞と解釈
雷火豊(らいかほう):「豊、亨。王假之。勿憂、宜日中。」ほうは、とおる。おうこれにいたる。うれうるなかれ、にっちゅうによし。
太陽が東の空から昇り、次第に高く強く輝きます。その勢いは盛大で、存在感は圧倒的です。時と運に味方され、勝負する好機が到来しています。積極的に挑戦し、成功と名声を掴みましょう。この機に全ての問題を解消し、今後に備えること。太陽はいつまでも空にはなく、時と共に傾き沈みます。即断即決が成功の鍵。
▼4月25日5-9時の運勢 雷山小過 二爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 二爻変の卦辞と解釈
昇運確率:50% 降運確率:50%
雷山小過 二爻「六二、過其祖、遇其妣。不及其君、遇其臣。无咎。」そのそをすぎて、そのひにあう。そのきみにおよばずして、そのしんにあう。とがなし。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。道のりは険しく無理に進むのは危険です。先を焦らず正しき手順を踏みましょう。身の丈を知り高望みはしないこと。手の届く範囲で行動しましょう。
▼5-9時の背景や顛末 之卦:雷風恒
▼雷風恒の卦辞と解釈
雷風恒(らいふうこう):「恒、亨。无咎。利貞。利有攸往。」こうは、とおる。とがなし。ただしきによろし。ゆくところあるによろし。
雷鳴が響き、湿気を帯びた風が吹き始めました。嵐の到来を告げる前触れです。物事には順序があり道理があります。流れに従い日々の営みを守りましょう。変わらぬ日々を尊び、変わらぬ目標を維持すること。新しい事は始めない方が無難です。不変の強い意志を持つことが成功への鍵になります。正しい道を進むこと。
▼4月25日9-13時の運勢 雷山小過 三爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 三爻変の卦辞と解釈
昇運確率:10% 降運確率:90%
雷山小過 三爻「九三、弗過防之、従或戕之。凶。」すぎてこれをふせがざれば、したがいてあるいはこれをそこなう。きょうなり。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。周囲は危険な道を進もうとしています。誘惑に負けると災難に巻き込まれます。甘い誘いは断り悪縁は断つこと。場に浮いても身は堅く守りましょう。
▼9-13時の背景や顛末 之卦:雷地豫
▼雷地豫の卦辞と解釈
雷地豫(らいちよ):「豫、利建侯行師。」よは、きみをたていくさをやるによろし。
雷鳴が豪快に轟き渡り、大地が揺れています。雷の激しい音い合わせ、身も心も震えます。盛大な笑い声と共に、心が喜びで満たされます。周囲からの強い後押しもあるでしょう。これまでの成果を発揮するため、積極的に挑戦しましょう。熱意を持ち心から打ち込むと、事は成功に至ります。快楽に溺れると転落の道へ。
▼4月25日13-17時の運勢 雷山小過 四爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 四爻変の卦辞と解釈
昇運確率:40% 降運確率:60%
雷山小過 四爻「九四、无咎。弗過遇之。往厲。必戒。勿用永貞。」とがなし。すぎずしてこれにあう。ゆけばあやふし。かならずいましむべし。えいていをもちうことなかれ。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。周囲との交流には危険が伴います。他人には干渉せず行動は自重すること。安易に信頼すると心身共に傷つきます。適度に程良い距離を保ちましょう。
▼13-17時の背景や顛末 之卦:地山謙
▼地山謙の卦辞と解釈
地山謙(ちざんけん):「謙、亨。君子有終。」けんは、とおる。くんしはおわりあり。
大地の下に、古代の山々が埋もれています。存在を驕ることなく、謙虚に埋伏しています。真の知才を持つ人は、目立たず一歩引いています。その才能と謙虚さで、有終の美を飾ります。驕ることなく周囲に感謝しましょう。謙遜することで更に評価が高まります。重要な人物は意外と近くに居ます。異性問題には要注意。
▼4月25日17-21時の運勢 雷山小過 五爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 五爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
雷山小過 五爻「六五、密雲不雨。自我西郊。公戈取彼在穴。」みつうんあれどあめふらず。わがせいこうよりす。こう、いぐるみしてかのあなにあるをとる。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。不満を抱いても動けない事が幸いします。強引に進むと災厄に見舞われます。冷静沈着に勝負の舞台に備えること。心から頼れる逸材を探しましょう。
▼17-21時の背景や顛末 之卦:沢山咸
▼沢山咸の卦辞と解釈
沢山咸(たくざんかん):「咸、亨。利貞。取女吉。」かんは、とおる。ただしきによろし。じょをめとるはきちなり。
山々に囲まれ、綺麗な湖が広がります。山々が湖面に映し出されています。心洗われる美しい光景です。大切な人と心が通じ合えるでしょう。直感に任せて行動すると、心は喜びで満たされます。婚姻には非常に良く積極的に動くと幸せが訪れます。しかし、恋は理性を失いやすい一面も。一時の悲しみも恋の醍醐味です。
▼4月25日21-翌1時の運勢 雷山小過 上爻変
▼六十四卦 雷山小過 (62)
上卦:震雷 | |
下卦:艮山 |
▼六十四卦図象 雷山小過
▼雷山小過 上爻変の卦辞と解釈
昇運確率:10% 降運確率:90%
雷山小過 上爻「上六、弗遇過之。飛鳥離之。凶。之謂災眚。」あわずしてこれをすぐ。とぶとりこれにかかる。きょうなり。これをさいなんという。
山頂付近では雷鳴が激しく轟いています。登るには多くの危険と困難を伴います。麓に居る限り身の安全は守られます。何事にも慎重を期す対応をすること。困難で危険な山道を登ろうとしています。実力を過信すると道を間違えます。賛同者も離れ行き孤立することに。素直に非を認め災難を避けましょう。
▼21-翌1時の背景や顛末 之卦:火山旅
▼火山旅の卦辞と解釈
火山旅(かざんりょ):「旅、小亨。旅貞吉。」りょは、すこしくとおる。りょにはただしければきちなり。
山の向こうに夕日が沈もうとしています。山では日が落ちるのも早く、周囲は刻々と暗くなります。その変化に不安と寂しさを覚えることもあるでしょう。見知らぬ土地で、気苦労も多くなります。立場も心も安定を欠き、揺れやすい時です。旅の目的を見直し、信念を持って進むこと。自身を磨く旅に出る良い機会です。