■皇極経世書による今日の世相の結果
本日:2025/12/17
旧暦:2025/10/10
梅花心易の考案者でもある邵雍(しょうよう)が著した、皇極経世書による今日の世相になります。易学の天才とも呼ばれた邵雍の易の世界観は独特なものであり、人類が生まれてから滅びるまでの世相を論理的に占ったとされています。数理計算と易学とを配合した思想は、世の盛衰を的確に捉えているものでもあります。
邵雍の著した皇極経世書の理論を元にした、今日の世相を占う易占いになります。易学の天才とも呼ばれた邵雍が、世の盛衰をどのように考え判断していたのかを体験することもできます。世の中の社会的な運勢の傾向を把握することにより、自分自身が取るべき行動や方向性を模索することができます。判断や決断などに迷う際には、社会的な運勢の盛衰を判断基準として活用してみましょう。
▼皇極経世書による今日の世相

▼皇極経世書による今日の世相 運勢の推移
皇極経世書では、人類の誕生から滅亡までの社会的な運勢の盛衰を、数理学と易学とで紐解いています。その中で日々の社会的な運勢の盛衰を占うのがここでの易占いとなり、短期的な時間で解釈する場合の社会的な運勢の傾向になります。この今日の世相の内容を元に、行動を起こす際や大事な判断をする際の判断基準とすることで、世の中の運勢の波を味方に付け、今日と言う一日を最大限に充実した一日とすることができるでしょう。
▼今日の易卦 山火賁 (22)
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▼上卦図象 艮山

▼下卦図象 離火

▼六十四卦図象 山火賁

▼皇極経世書の世相 山火賁
▼12月17日の運勢と世相の一覧
| 時間帯 | 易卦 | 昇運 |
| 01-05時 | 山火賁 初爻変 之卦:艮為山 | 40 |
| 05-09時 | 山火賁 二爻変 之卦:山天大畜 | 50 |
| 09-13時 | 山火賁 三爻変 之卦:山雷頤 | 60 |
| 13-17時 | 山火賁 四爻変 之卦:離為火 | 60 |
| 17-21時 | 山火賁 五爻変 之卦:風火家人 | 80 |
| 21-01時 | 山火賁 上爻変 之卦:地火明夷 | 60 |
| 時間帯 | 易卦 | 昇運 |
▼12月17日 01-05時の運勢 山火賁 初爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 初爻変の卦辞と解釈
昇運確率:40% 降運確率:60%
山火賁 初爻「初九、賁其趾。舎車而徒。」そのあしをかざる。くるまをすててかちす。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。表面に惑わされず先の事態を見越すこと。着飾らずに本質を大事にしましょう。自然な状態こそが本当の美しさです。大切なものがそこにあります。
▼ 01-05時の背景や顛末 之卦:艮為山

▼艮為山の卦辞と解釈
艮為山(ごんいざん):「艮其背不獲其身。行其庭不見其人。无咎。」そのはいにとどまりてそのみをえず。そのていにゆきてそのひとをみず。とがなし。
壮大な山々が視界一杯に広がっています。無計画で進むには無謀な状況です。立場や状況を見直し、分をわきまえること。今は身を守ることを優先しましょう。事を起こすには適切な時期ではありません。動くことなく努力と忍耐を重ね機を窺うこと。欲を手放すことが成功への近道です。変わらぬ日々に感謝しましょう。
▼12月17日 05-09時の運勢 山火賁 二爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 二爻変の卦辞と解釈
昇運確率:50% 降運確率:50%
山火賁 二爻「六二、賁其須。」そのひげをかざる。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。周囲は次第に暗くなり不安も募ります。過信はせず謙虚に振る舞いましょう。有識者に従い正道を真摯に進むこと。本来持つ美しさを認識できます。
▼ 05-09時の背景や顛末 之卦:山天大畜

▼山天大畜の卦辞と解釈
山天大畜(さんてんたいちく):「大畜、利貞。不家食吉。利渉大川。」たいちくは、ただしきによろし。かしょくせずしてきちなり。たいせんをわたるによろし。
天を貫く壮大な山が、威風堂々とそびえ立っています。その麓は堅固なもので、崩れることはありません。積み重ねてきた努力が結果を出そうとしています。その才能を活かすため、勝負に出る機を待ちましょう。世に出て見聞を広めると、好機を見出せます。日々の鍛錬が成功への鍵。大きな計画を練るのも良い時です。
▼12月17日 09-13時の運勢 山火賁 三爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 三爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
山火賁 三爻「九三、賁如、濡如。永貞吉。」ひじょたり、じゅじょたり。えいにていなればきちなり。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。美しき情景に多くの人々が集まります。状況は長く続かず実益が伴いません。着飾る事に溺れ本質を忘れないこと。内面の充実に目を向けましょう。
▼ 09-13時の背景や顛末 之卦:山雷頤

▼山雷頤の卦辞と解釈
山雷頤(さんらいい):「頤、貞吉。観頤自求口実。」いは、ただしければきちなり。いをみてみずからこうじつをもとむ。
山の麓で雷が轟き始めました。その雷鳴は凄まじいものがあります。しかし、まだ遠いため実害はありません。口先ばかりで中身が伴わない状況です。発言には気を付け中身を見直しましょう。慎重に判断し適切なものを取り入れること。不摂生は身を滅ぼすため、節制を心掛けましょう。口は災いの元、発言には要注意。
▼12月17日 13-17時の運勢 山火賁 四爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 四爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
山火賁 四爻「六四、賁如、皤如。白馬翰如。」ひじょたり、はじょたり。はくばかんじょたり。あだするにあらず、こんこうせんとす。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。表面に固執せず誠実丁寧に振舞うこと。謙虚さと純朴さが好感を得ることに。虚飾は避け本質を守りましょう。清純無垢な心が好機を引き寄せます。
▼ 13-17時の背景や顛末 之卦:離為火

▼離為火の卦辞と解釈
離為火(りいか):「離利貞。亨。畜牝牛吉。」りは、ただしきによろし。とおる。ひんぎゅうをやしなえばきちなり。
盛大な篝火が焚かれ、周囲を明るく照らし出しています。炎の勢いは激しく、衰える気配はありません。情熱と才能を世に発揮すべき時です。謙虚な振る舞いは、成功と名声へと変わるでしょう。しかし、傲慢な姿勢は名声を傷つけます。熱くなり視野が狭くなる時でもあります。争いや対立は避け、正しき道を進むこと。
▼12月17日 17-21時の運勢 山火賁 五爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 五爻変の卦辞と解釈
昇運確率:80% 降運確率:20%
山火賁 五爻「六五、賁子丘園。束帛戔戔。吝終吉。」きゅうえんにかざる。そくはくせんせんたり。りんなれどもついにはきちなり。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。将来を考慮し質素倹約を徹底すること。批判されても得る物が多くなります。成功と繁栄への近道になるでしょう。努力は喜びと称賛に変わります。
▼ 17-21時の背景や顛末 之卦:風火家人

▼風火家人の卦辞と解釈
風火家人(ふうかかじん):「家人、利女貞。」かじんは、じょのただしきによろし。
風が吹くと火はその勢いを強くします。火が強くなると空気は上に流れます。互いが支え合い、より強い循環を生み出します。家庭の調和は、働く人と守る人が居ることで保たれます。互いの役割を果たせば、幸せが循環します。正しい道を進めば家庭は繁栄し、誤れば没落します。女性の協力が家庭繁栄の鍵になります。
▼12月17日 21-01時の運勢 山火賁 上爻変
▼六十四卦 山火賁 (22)
| 上卦:艮山 | ![]() | |
| 下卦:離火 | ![]() |
▼六十四卦図象 山火賁

▼山火賁 上爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
山火賁 上爻「上九、白賁。无咎。」しろくかざる。とがなし。
夕日が山の彼方に沈もうとしています。美しき夕日が華麗な光景を作り上げます。心は洗われ魂は浄化されるでしょう。やがて訪れる夜に向け備えておくこと。見栄は捨て内面の充実に目を向けること。本当に美しき物は飾らぬ自然な姿です。謙虚で純朴に振る舞いましょう。心は歓喜と幸福で満たされます。
▼ 21-01時の背景や顛末 之卦:地火明夷

▼地火明夷の卦辞と解釈
地火明夷(ちかめいい):「明夷、利艱貞。」めいいは、くるしみてていなるによろし。
陽が沈み、周囲は暗闇に閉ざされています。足元が見えず、前に進むにも危険が伴います。正しきものが通らず、非のあるものが通ります。今は衰運の時、夜が明けるのを待ちましょう。これまでの発言と行動が、今の境遇の原因です。根本の原因を改善することで、陽は再び昇ります。不遇を嘆かず、言動を省みること。

