■皇極経世書による今日の世相の結果
本日:2024/04/19
梅花心易の考案者でもある邵雍(しょうよう)が著した、皇極経世書による今日の世相になります。易学の天才とも呼ばれた邵雍の易の世界観は独特なものであり、人類が生まれてから滅びるまでの世相を論理的に占ったとされています。数理計算と易学とを配合した思想は、世の盛衰を的確に捉えているものでもあります。
邵雍の著した皇極経世書の理論を元にした、今日の世相を占う易占いになります。易学の天才とも呼ばれた邵雍が、世の盛衰をどのように考え判断していたのかを体験することもできます。世の中の社会的な運勢の傾向を把握することにより、自分自身が取るべき行動や方向性を模索することができます。判断や決断などに迷う際には、社会的な運勢の盛衰を判断基準として活用してみましょう。
▼皇極経世書による今日の世相
▼皇極経世書による今日の世相 運勢の推移
皇極経世書では、人類の誕生から滅亡までの社会的な運勢の盛衰を、数理学と易学とで紐解いています。その中で日々の社会的な運勢の盛衰を占うのがここでの易占いとなり、短期的な時間で解釈する場合の社会的な運勢の傾向になります。この今日の世相の内容を元に、行動を起こす際や大事な判断をする際の判断基準とすることで、世の中の運勢の波を味方に付け、今日と言う一日を最大限に充実した一日とすることができるでしょう。
▼今日の易卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼上卦図象 巽風
▼下卦図象 坎水
▼六十四卦図象 風水渙
▼皇極経世書の世相 風水渙
▼4月19日の運勢と世相の一覧
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
1-5時 | 風水渙 初爻変 之卦:風沢中孚 | 60 |
5-9時 | 風水渙 二爻変 之卦:風地観 | 60 |
9-13時 | 風水渙 三爻変 之卦:巽為風 | 50 |
13-17時 | 風水渙 四爻変 之卦:天水訟 | 70 |
17-21時 | 風水渙 五爻変 之卦:山水蒙 | 80 |
21-翌1時 | 風水渙 上爻変 之卦:坎為水 | 50 |
時間帯 | 易卦 | 昇運 |
▼4月19日1-5時の運勢 風水渙 初爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 初爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
風水渙 初爻「初六、用拯。馬壮、吉。」もってすくう。うまさかんなれば、きちなり。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。周囲に相談することで背中を押されます。迷わず有識者に助力を求めること。心強い援助を得て勢い良く前進できます。仲間と協調して進みましょう。
▼1-5時の背景や顛末 之卦:風沢中孚
▼風沢中孚の卦辞と解釈
風沢中孚(ふうたくちゅうふ):「中孚、豚魚吉。利渉大川。利貞。」ちゅうふは、とんぎょにしてきちなり。たいせんをわたるによろし。ただしきによろし。
穏やかな風が湖の上に吹き渡ります。その風に合わせ水面は揺れています。それは自然の姿で意図的なものではありません。見返りを求めず、ただ一心に進みましょう。誠実な振る舞いは、自然と周囲の心を動かします。利己的な考えは捨て、相手ことを大事にしましょう。真心を持って向き合えば、その思いは通じます。
▼4月19日5-9時の運勢 風水渙 二爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 二爻変の卦辞と解釈
昇運確率:60% 降運確率:40%
風水渙 二爻「九二、渙奔其机。悔亡。」かんのときそのきにはしる。くいほろぶ。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。抱えていた問題は次第に解決します。重ねた努力と忍耐が報われ始めます。足元を確かめ一歩ずつ慎重に進むこと。有力者を信頼し共に歩みましょう。
▼5-9時の背景や顛末 之卦:風地観
▼風地観の卦辞と解釈
風地観(ふうちかん):「観、盥而不薦。有孚顒若。」かんは、てあらいてすすめず。まことありてぎょうじゃくたり。
大地の上を穏やかな風が吹き渡っています。風は遠くから遠くへと渡っていきます。視野と見聞を広げ、全体像を見直す時です。熟考し慎重に決断すること。誠意ある行動が、周囲の信頼に変わります。流れは規則正く、道理に適うものです。不安を覚えたら一度立ち止まりましょう。状況を見直せば不安も解消されます。
▼4月19日9-13時の運勢 風水渙 三爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 三爻変の卦辞と解釈
昇運確率:50% 降運確率:50%
風水渙 三爻「六三、渙其躬。无悔。」そのみをちらす。くいなし。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。苦難と直面しても強い意思で進むこと。体裁を気にせず真摯に対応すること。努力を重ねれば目的は達成されます。世のため人のため尽力しましょう。
▼9-13時の背景や顛末 之卦:巽為風
▼巽為風の卦辞と解釈
巽為風(そんいふう):「巽、小亨。利有攸往。利見大人。」そんは、すこしくとおる。ゆくところあるによろし。たいじんをみるによろし。
風は何処とも無く吹き寄せます。また、何処とも無く去って行きます。形や場所などに固執せず、柔軟な対応をすること。風に煽られるように、流れには従順に従いましょう。決断に迷う時には、信頼できる人に従うこと。柔軟な姿勢で目的地に向かいましょう。流れに抵抗しても無駄に終わります。優柔不断には要注意。
▼4月19日13-17時の運勢 風水渙 四爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 四爻変の卦辞と解釈
昇運確率:70% 降運確率:30%
風水渙 四爻「六四、渙其群。元吉。渙有丘。匪夷所思。」そのぐんをちらす。げんきちなり。ちるときはあつまることあり。つねのおもうところにあらず。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。過去を清算し未来へ続く道を進むこと。目的達成のため不要な関係は絶つこと。本当に必要なものに絞りましょう。本領が発揮できる舞台が訪れます。
▼13-17時の背景や顛末 之卦:天水訟
▼天水訟の卦辞と解釈
天水訟(てんすいしょう):「訟、有孚窒。惕中吉、終凶。利見大人。不利渉大川。」しょうは、まことありてふさがる。おそれてちゅうすればきち、おわればきょうなり。たいじんをみるによろし。たいせんをわたるによろしからず。
昼間の晴天が嘘のように、雨雲が視界一杯に広がります。その光景は嵐の到来を予感させます。些細な誤解から、予期せぬ対立を招きます。言動は控えめにし、周囲の意見に従うこと。理不尽な思いをしても、我を通すと反感を買うことに。争わず和を貴ぶことで事なきを得るでしょう。折れることが危険回避の近道です。
▼4月19日17-21時の運勢 風水渙 五爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 五爻変の卦辞と解釈
昇運確率:80% 降運確率:20%
風水渙 五爻「九五、渙汗其大号。渙王居无咎。」かんのときそのたいごうをあせにす。かんのときおうとしているも、とがなし。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。目的を忘れず覚悟を決めて進むこと。周囲の利益のために尽力しましょう。努力は報われ喜びと称賛に変わります。公益を得ることが本当の成功です。
▼17-21時の背景や顛末 之卦:山水蒙
▼山水蒙の卦辞と解釈
山水蒙(さんすいもう):「蒙、亨。匪我求童蒙、童蒙求我。初筮告。再三涜。涜則不告。利貞。」もうは、とおる。われよりどうもうにもとむるにあらず。どうもうよりわれにもとむ。しょぜいにはつぐ。さいさんすればけがる。けがるればつげず。ただしきによろし。
山の麓から水が湧き、湖を形成しています。穏やかな光景が広がります。しかし、湖水は山々に囲まれ行き場がありません。独力で問題を乗り越えるには限界があります。先人に教えを請い、周囲の話に耳を傾けましょう。必要なのは、広い視野と経験からなる知恵です。人として成長することが、問題解決への近道です。
▼4月19日21-翌1時の運勢 風水渙 上爻変
▼六十四卦 風水渙 (59)
上卦:巽風 | |
下卦:坎水 |
▼六十四卦図象 風水渙
▼風水渙 上爻変の卦辞と解釈
昇運確率:50% 降運確率:50%
風水渙 上爻「上九、渙其血、去逖出。无咎。」そのちをちらし、さりてとおくいづ。とがなし。
春の風が吹き冬の氷雪が解け始めます。暖かい季節の到来を告げています。冬に閉ざされた道は次第に開き始めます。春の風を受け新たな道を歩みましょう。問題には近寄らず潔く身を退くこと。障害を避ければ平穏は維持されます。判断に悩むなら迷わず踏み留まること。遠回りしても確実に進みましょう。
▼21-翌1時の背景や顛末 之卦:坎為水
▼坎為水の卦辞と解釈
坎為水(かんいすい):「習坎、有孚、維心亨。行有尚。」しゅうかんは、まことあり。これこころとおる。ゆけばたっとばるることあり。
河川が氾濫し、大量の水が押し寄せています。油断すると、その濁流に呑み込まれてしまいます。非常に辛く困難な状況です。一難去ってもまた一難。困難と苦悩が積み重なり、身動きが取れません。何をしても上手くいかず、得られるものは失望ばかり。状況が好転するのを素直に待ちましょう。時には諦めも肝心です。